創業融資専門家コラム

『中小零細企業の人材投資について』 …行き当たりばったり、安易な雇用はやめましょう。

会社が行う最も高額な投資は人材投資です。新卒社員を定年まで雇用すると数億円の投資になります。そして、最も投資効果が測りにくいのも人材投資です。機械等への投資は、一定のパフォーマンスが確実に見込めます。大きくぶれることはありませんので、投資効果の将来予測も簡単です。しかし、人材への投資はA社員とB社員を同じ条件で雇用しても、そのパフォーマンスは大きく変わります。雇用した人材が、給与以上に収益を上げ
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『時間は作れます!忙しいの謎!』 …「136時間」「176時間」この数字が何か考えてください。

■忙しいとは?時間がないとは?この言葉にどのような意味があるのかわからなくなる数字です。◆「136時間」「176時間」この数字が何か考えてください。○前者は5月の定時間内就業時間です。(土日祝と5月2日・6日を休みとした時)○後者は6月の定時間内就業時間です。(土日祝を休みとした時)※令和4年度カレンダーより。136時間を100とすると、176時間は129になります。実に40時間、29%も就業で
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『事業再構築補助金の第8回公募について』 …第8回公募が10月3日から開始されました。

「事業再構築補助金」の第8回公募が10月3日から開始されました。応募締切日は令和5年1月13日です。補助金の活用をご検討の方は準備を始めてください。通常枠の概要を確認しておきましょう。■補助対象要件通常枠の補助対象要件は以下のとおりです。(1)2020年4月以降の連続する6か月間のうち、任意の   3か月の合計売上高が、コロナ以前(2019年または   2020年1月から3月)と比較して10%以
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『新型コロナ対策資本性ローンによる財務体質強化ついて』 …現行の資本性ローンとの比較を確認します。

まずは現行の資本性劣後ローンの特徴について再度確認します。■ 現行の資本性ローンの主な特徴1)元金は最終期限一括でのご返済となり、最終回までは、利  息のみの支払となります。2)業績に応じて金利が決定される仕組みとなっており、赤字  のときは金利負担が小さくなります。そのため、安定的な  返済計画を立てることができます。3)資本性ローンによる借入金は、法的倒産時には、償還順位  が他の全ての債務
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『経営者に求められる「胆力」について』 …経営者の胆力とは「考えるプロセスを耐えるエネルギー」です!

経営者の『胆力』についてお話しします。少し哲学的な内容になりますがご容赦ください。■多くの偉人が、経営者に必要な資質の一つに『胆力』を挙げています。『胆力』とは何か?考察してみましょう。・新しい事業を創造する・高付加価値の商品やサービスを開発する。・新しい販売方法を考える。・効率的な業務の運営方法を考える。・有事に対応する。…等々何かを考えるという行為は、大きな力を必要とします。なかなか思いつか
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『IT導入補助金2022(通常枠)について。』 …交付申請の受付はまだしばらく継続される予定です。

IT導入補助金は、製品・サービスの生産・提供などを行っている中小企業・小規模事業者等が、自社の強み・弱みを認識、分析し、生産性向上のためプロセスの改善と効率化に資する方策として、あらかじめ事務局(一般社団法人サービスデザイン推進協議会)に登録されたITツールを導入する事業者に対し、ITツール導入費用の一部を補助するものです。今年度は交付申請の締切日が細かく設定されており、今後の予定としては、7次
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『中小M&Aガイドラインについて』 …M&Aは中小企業にとっても重要な経営技術のひとつです。

中小企業庁によると国内のM&A件数は増加傾向にあり、2017年には3,000件、2019年には4,000件を超えたそうです。確かにM&Aと言う言葉を当たり前に聞くようになりましたが、中小企業にとっては、まだまだ身近な選択肢ではないと感じます。このような状況を踏まえ、中小企業庁は「中小M&Aガイドライン」を公表しています。中小M&Aガイドラインは、後継者不在の中小企業・小規模事業者を対象とする中小
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『社長の仕事の一つは決めることです!』 …経営判断を行う時の考え方6か条!

総大将たる社長には、物事を決断する責務があります。「これは良い」、「これは悪い」、「これはやる」、「これはやらない」、「これは続ける」、「これはやめる」、「これはもっとやる」、「これは減速する」等々、多くの判断を日々行っているはずです。過去の判断の結果の良し悪しの結集が、現時点の経営状況そのものです。過去の判断が総じて正しければ、現状で良い結果が出ているはずです。今、上手く行っていなければ、それ
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『金融機関の審査の流れ』 …担当者への豊富な情報提供を心掛けましょう。

金融機関の担当者は、融資の申し込みを受けたら稟議書を作成します。稟議書は、担当者→代理→次長→副部長→部長(支店長)等、少なくとも4~5名の目を通って決裁となるのが一般的です。決裁者は、支店の権限内であれば支店で決裁となりますが、支店の権限範囲外であれば本部の審査役が決裁者となります。3百万円の融資案件でも、30億円の融資案件でも同じ稟議書を作成し、同じ様に回覧します。担当者が稟議書を作成するに
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『経営の判断基準は「感情、感覚、理性(論理)、魂」 (故稲盛和夫先生)です。 』 …一時の感情で行動しない!

故稲盛和夫先生のお言葉を引用して解説いたします。経営の判断基準について分かり易い例えでお話しされています。経営が厳しい時等、この言葉を思い出してください。■『一時の感情で行動しない!感情や感覚を判断基準にして行動しないでください!』少なくない経営者が、いや人々が、一時の感情に走って人生を大きくロスしています。時に台無しにしています。■経営の判断基準の優劣を、故稲盛和夫先生(京セラ名誉会長)は、講
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